20.3.11

チャリティ・イベント~Japan Tsunami Appeal~

ここ数日、こちら英国のニュースチャンネルでは、東日本大震災に関する報道に割り当てられる時間が減ってきて、その代わり中東関連のニュースが占めるようになりました。私も、震災に関する情報は、こちらのニュースチャンネルかネット頼み。情報を見聞きして、私にも何かできないかと悶々と考える日々。 そんなとき、ブログ上で交流のある、英国在住日本人『いっちゃん』が、チャリティ・イベントを企画していることを知り、私もお手伝いさせてもらうことになりました。

そして昨日、以前一度訪れたことのある街へ、電車を乗り継いで行ってきました。イベントの内容は、日本食やお菓子等の販売、折り紙や茶道、漫画、書道、剣道などのデモンストレーションなどなど。

数日前に、同じ町在住の日本人の友人たちを、自宅に招いてランチを一緒に食べました。こんなときは同じ日本人どうし一緒に過ごして、心にためている事をお互い話せたらと思いました。 でも本当は、それとは別の理由があり、日本のために私たちに何かできることはないか、と提案したかったのです。もはや「自分の家族・親戚は無事だった」レベルどころの問題ではないと思ったし、一人では無理だろうけど、人が集まれば何かできるはずと。でも、勇気のない私は、口に出して言うことすらできなかったのです...。

1995年の阪神・淡路大震災のとき、私も大阪で一人暮らしをしていました。私の住む地域は震度6だったにも関わらず、アパートは特に被害もなく、ライフラインも幸いにも断たれることはありませんでした。ラジオでは、被害の大きかった神戸地区へ、徒歩で救援物資を運ぶボランティアを募集していて、当時大学生だった私も、一日ですが、講義を欠席して参加したのを覚えています。大阪での2年半の学生生活で、唯一の欠席でした。

そんなときに知った、いっちゃんのイベント。”いっちゃんはお友達も多いし、もう人手も十分足りてるかもな...”と思いながらも、いっちゃんにメールで連絡してみると、”一人でも多くの人に来て欲しいし、是非!”と嬉しい答えが返ってきました。 「当日は、寄付金を下さった方に、折鶴を渡す」という企画もあったので、私も自宅にあった折り紙で、鶴を折って持参することにしました。

私がお手伝いしたのは、開始前のセットアップとお習字のコーナー。地元在住の日本人の方と一緒に、興味を持って立ち止まってくれる人たちに、実際に筆を持って体験してもらいます。私も毛筆を持つのは、インドで日本語学校に勤めていたとき、校外で日本文化関連の催しをするときにボードを書いて以来なので、5、6年ぶり。日本を離れる前も、保育園年長時から20代後半まで(途中空白が所々ありましたが)ずっと続けていて、書道は大好きなことの一つだったので、こうやって筆を持てて、しかも大好きな書道で今回役に立てたことがどんなに嬉しかったことか。その他、寄付金を少々と、食品販売コーナーで巻き寿司、鶏から揚げ、焼き菓子4種などを買いました。

本当は、終日このイベントのお手伝いをするつもりだったのですが、イヤイヤ期真っ盛りのアキのお世話をお願いしてきたパッシーの仕事のことが気になり(中東諸国にもクライアントがいて、土日も仕事。前日にもどやどやと仕事が入ってきたので。)、お昼過ぎまでで切り上げさせてもらうことにしました。

久しぶりの快晴も手伝って、本当にたくさんの人が訪れ、寄付金を募金箱に入れていって下さいました。遠い異国の地でできることは限られているかもしれないけれど、これからもできることを続けていかなければと強く思いました。被災地・被災者の方のために何かしらできる機会をくれたいっちゃんに感謝。アキのお世話を快く引き受けてくれたパッシーにアリガトウ。

(イベントの詳しい様子については、

いっちゃんのブログ
もご覧下さい。)

14.3.11

日本に思いをはせながら

今日はアキと二人で、近くの街Kingstonへ。

13.3.11

英国より

一人でも多くの方の命が救われることを、
心から願っています。

8.3.11

かわいい小瓶

可愛い小瓶発見♪
Grey Pouponというアメリカのブランドのディジョン・マスタード。名前からはフランスのメーカーかな?と思ったのですが、誕生したのはフランスのディジョンという街で、現在はアメリカに本部のあるクラフト社の商品のようです。

今回も、粒マスタードを買おうと思ってスーパーに行ったのですが、瓶のデザインでこれに決定。でも残念ながら、瓶本体部分のデザインはシールに印刷されたもの。ガラス部分に直接印字されていたら、もっとよかったのになぁ、と思ったのでした 。