ウィンザー散策

今日からイギリスは、イースターホリデーで４日間連休です。天気予報によると、明日、明後日はお天気崩れるといっていたし、今日はどこかに行きたい気分だったので、アキと二人でウィンザーまで電車に揺られて行って来ました。（お仕事のパパはお留守番。）今日のハイライトとなるはずだったウィンザー城は、今日はお休みで一般公開はありませんでした...。（続きは写真、多いです。）

”ウィンザー”で思い出すことがいくつかあるのだけれど、その中の一つ歌劇『ウィンザーの陽気な女房たち』（オットー・ニコライ作）。中学生の頃所属していた吹奏楽部で、トランペットを担当していたのだけど、く○が付くくらいの下手。２年生のときのコンクールの課題曲だったか自由曲だったか忘れたけれど、この曲を演奏することになり、”静かな朝焼け～”という感じで始まるこの曲。最初の部分でものすご～く静かに、トランペットがタンギングで演奏に入るところがあるんだけど、それが難しくて、難しくて。厳しくて怖～い（でもその道では有名な）先生に、いっっっつも怒られてたのを覚えています。

さて、電車に揺られること約３０分。ウィンザーに到着。ガイドブックも持ってないし、下調べをしてきたわけでもなく、突然の思いつきでやって来たため、とりあえず人の流れに乗って歩き始めました。

こちらの方角には、数多くの歴代英国首相や、今月２９日に挙式を控えたウィリアム王子や弟のヘンリー王子、シャーロック・ホームズ役でおなじみの俳優ジェレミー・ブレットも通った、英国一の名門校で男子全寮制パブリック・スクールのイートン・カレッジ（Eton College）があるはず。でもどのくらい歩かないといけないのかも分からず、途中で断念。川沿いを散歩することに。

空けるような青空とホリデーの時期も重なり、本当に多くの人出！それと、川には多くの白鳥などの水鳥も。水のある風景って、本当に大好きです。
昼食後は、今日のハイライトとなった川下り（boat trip）。２時間のコースもあったけど、いくら乗り物好きのアキにとってもちょっと長過ぎると判断したため、今日は４０分のコースです。乗船すると、船長さんからのアナウンスが始まり、非常事態時の説明などがありました。

そう言えば、ダラム大学での大学院生時代に、香港出身の友人が主催した、ボート上でのパーティに参加したときのこと。やはり非常時のアナウンスがあり、「万一船が沈んで川に投げ出されたりしても、慌てず落ち着いてください。足を伸ばせば川底にとどきますから。」と。みんなで大笑いしたのを覚えています。

私達が乗船したのと反対側の川沿いには、広いオープンスペースがあり、飲み物片手にバーベキューをしたり、日光浴をしたりと、おもいおもいに今日のお天気を楽しんでいる人で賑わっています。何だか、”あ～、夏真っ盛り！”という雰囲気。まだ４月ですけど。

サイクリングを楽しむカップル。
船内はこんな感じ。とても小さなボートです。
イギリスの川と言えば（？）ハウスボート。その中でもナローボート（narrow boat）と呼ばれる細長い船をたくさん見かけました。ちょうど水門操作が行われているところに遭遇。
川沿いに建つ、リッチなピーポーの豪邸。
川下りも終盤で、乗船場に戻ってきました。前方に見えるウィンザー城。
アキは乗船前からニコニコ。景色よりも、船が動くことで作り出す波が面白かったようです。よかった、よかった。

その後は、坂道を登ってウィンザー城へ。途中お城の反対側には、飲食店やお土産物屋さんがずらり。京都の清水寺・三年坂を思い出しました。
可愛いケーキ屋さん。食べてみたいとは思わないけれど...。
お土産には、やはりケイトとウィリアム王子？

と、ここまで登ってきて、今日のお城の一般公開はお休み。（例外箇所あり。）でも、帰宅後ネットで調べたら、「４月２２日はお休みです」ってしっかり書いてある...。ま、こんなこともあります。気ままにフラッっと行きたかった場所なので。今度はよ～く調べて行ってみます☆
夜は、家族３人で家の近くのパブで疲れを飛ばし、一日を締めました。

思うところがあって、”この４連休中は、ネットをしない！”と決めてたのですが、今日は楽しい一日が過ごせたので、やっぱりブログ更新しちゃいました。何て気の変わるのの早いこと。