24.8.10

Bushy Park

どこかまだ行ったことのない公園に行ってみたくて、朝食の片付け後、Bushy Parkへ足を伸ばしてみました。 ウチからだとKingstonへ行く途中にあり、バス一本で行けます。旧王宮のハンプトン・コート宮殿の北側に位置していて、文化・メディア・スポーツ省に属するロイヤル・パークス庁が所有・管理しています。風が強かったけれど青空が広がっていたので、お日さまに当たれば暖かいはず!でも、30分ほどで着くはずのところが、道路工事のため渋滞に巻き込まれ、1時間で到着。そして、今までお天気だったのが、空模様が怪しくなり...。

裏のChurch Grove Gateから入ると公園全体の見取り図があり、かなり広い感じ。私たちが今いる所は、ピンクの矢印で示した辺り。人がたくさんいそうな場所までは、ちょっと距離がありそう。
右を向けば青空だけど、左を向くとこの通り。今にも降り出しそう~。

公園の敷地内に入ったら、アキをベビーカーから解放するつもりだったけれど、予定変更。ベビーカーにレインカバーをかけて、とにかく急いで歩きました。途中大きなキノコがあったりと、のんびりハイキングするにはとても良さそうな場所。でもとうとう雨が降り出して、しかも風が強い!大木の下に避難するも雨は止みそうになく、仕方なく鹿のフンがコロコロ転がる木の根元でランチタイム。 そばをお馬がパカパカ通り過ぎます。”芝生の上にブランケットを広げて、暖かい青空の下、手作りのお弁当を食べよう!お昼が済んだら、アキのしたいこと、行きたい方に自由に行かせて遊ばせて...”

なんて計画はどこへやら。アキはベビーカーに縛られたまま、でも状況を察してか、”ベビーカーから降ろしてよっ!!!”と文句の一つも言わず、私が口に運ぶご飯を静かにもぐもぐと食べていました。でも、下着に長袖のシャツ、ジャケットを着ているにもかかわらず、アキの唇はちょっぴり青紫がかり、かわいそうなことにときどき目をまん丸に見開いて、がたがたぶるぶると身震いするのです...。持参したもう一枚の長袖シャツを着せましたが、”風邪を引いたらどうしよう(涙)”と心配でたまりません。でも雨はどんどん強くなるばかりで。

45分ほど経っても状況は変わらず、ちょっと小降りになった隙を見て、悲しいかな、バス停に戻ることにしました。ところが...。

わ~い!青空が戻ってきました!お日さまが顔を出すと暖かい♪ベビーカーから降ろされたアキも、勢いよくダッシュ!
右手にプレイエリアがあり、正面には富士山の頂上(?)のような雲が見えます。
バックに見えるのはダイアナ・ファウンテン(Diana Fountain)。公園の中心を突き抜ける道路を見下ろすように立つダイアナと呼ばれる像は、最近の調査によるとギリシャ神話に出てくる泉の女神アレトゥーサと関係があるのだそう。すぐそこに見えるけれど、またいつ雨が降り出すかとにかく心配で、泉まで行きませんでした...。
駐車場近くには大きな切り株がいくつもあり、アキはこれがたいそう気に入ったようで、なかなか離れようとしませんでした。
公園内を自由にうろちょろしている鹿。『鹿にえさを与えないでください』と書いた立て看板が、いたるところにありました。
小川でつながった小さな池が3つ。そこでは許可を得れば、釣りを楽しむことができるようです。張ったテントにのんびり寝そべって、気長に魚が来るのを待っている人がたくさんいました。
なんだか日本の田舎道を歩いている感じ。
♪ザワワ ザワワ ザワワ~♪ この道の先には、なんだか沖縄の青い海が広がっていそう。
この後も何度かにわか雨に会い、最後はベビーカーに押し込められたアキ。もっと遊びたくて、しゃくりあげて大泣きでした。(ごめんね~...)そしてバスに乗る直前にはまた大雨に。結局、公園内の半分も見ることができず、がっかり。また近いうちに行ってみましょう!

公園では、写真を取る余裕などなかったランチタイム。お弁当には、いっちゃんの『フライパンで海老マヨベーコンピラフ』をアレンジして、ベーコンの代わりにハムを入れました。何度もリピしているレシピです。そして、たっぷりの緑の野菜を。アキは野菜(特に緑色の野菜!)が大・大・大好きなので、たくさん入れました。なので、ピラフが隠れてしまいました...。そう言えば、かわいいお弁当箱を持ってないなぁ。なので、タッパーで。出発前に念のために撮っておいた写真でした。

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